味力(みりょく)」という考え方

すべては「味力みりょく」のある食のために

長年にわたり積み重ねてきた、確かな味でプロの料理を支えたい。
丸善食品工業は自然食品にこだわり、
「魅力ある味=味力」を目指して研究開発を続けております。
本当に安心できる「味力」あふれる美味しさを、
日本はもちろん世界のマーケットに発信します。

日本人の持つ繊細な味覚と確かな技術。
豊かな「味力みりょく 」を、世界へ伝えたい。

「魅力ある味=味力」を追求して

 私たちは「すべては味力のある食のために」のスローガンのもと、1962年の創業以来、プロフェッショナルな料理の下支えとなるべく、プレーンオイル・シーズニングオイル、エキス等、食品原料の研究を重ねて参りました。
「魅力ある味=味力」をつくり出すためには、厳選された自然食品はもちろん、人材・技術・設備が非常に重要になります。丸善食品工業では、さまざまな分野のスペシャリストたちが、充実した設備環境のもと、より高品質な製品を目指して、分析・研究を繰り返しています。目指しているのは、人のカラダにやさしく、本当に安心できる「味力」ある美味しさです。

原料を無駄なく使うということ

 毎日のように使っている「いただきます」という言葉。
それは「さまざまなものが持つ命や力を、私の命にかえさせて"いただきます"」という意味です。わが社では素材の持つ命・力をいただいて味づくりをしています。だからこそ隅々まで無駄なく大切に使い、その美味しさを最大限に引き出していきたいと考えております。
また、同じ思いからスープ抽出後のがら骨をさらに処理し、栄養価の高い肥料原料(蒸製骨粉)へと変える「循環」を意識した、エコロジーな事業も行っております。

売り手よし、買い手よし、世間よし

 近江商人に伝わる経営理念に「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」というものがあります。商取引は売り手と買い手だけでなく、社会全体の幸福につながるものでなければならないという考え方です。
私たちは事業をする上で、″勝ち負け″ではなく″勝ち勝ち″にこだわりたい。社員ひとりひとりの成功が会社の成功となり、それが顧客の成功、また地域の活性化へと繋がっていく。そんな企業を目指して歩んで参りたいと思っております。

これからの丸善食品工業

 丸善食品工業は、常に世界を意識した企業展開を行っております。よりよい素材の安定供給を目指し、国内以外にも中国の拠点やオセアニアの協力企業から、私たち独特の「味力」の発信を行っております。これからも日本人の持つ繊細な味覚と確かな技術を武器に、グローバルな視点を持って世界のマーケットに挑戦していきたいと思っております。
また、日本の拠点である鶴岡工場では今まで培ってきた抽出製造の技術力をもとに、原料にさらなる価値を加えるべく、業務用商品や機能性食品原料の開発を行っております。これからも、より付加価値の高い製品を製造し、顧客満足度の高い、時代の要望に即応した事業展開を推進いたします。
「すべては味力のある食のために」丸善食品工業はこれからも社員一丸となって「魅力ある味=味力」を作り出すために力を注いで参ります。

丸善食品工業株式会社
代表取締役

理念と方針

経営理念

1.新しい食文化を創造し、健康で豊かな生活づくりに貢献します。

1.丸善パートナーと共にお客様のニーズに挑戦し、その期待に応えます。

1.丸善メンバーの成長と幸せを追求します。

行動指針

安全と環境
食の安全・安心・環境保全を最優先課題と考え、社会と社員の安全と健康を守り、環境保護に努めます。

顧客重視
食の未来を先取りし、お客様の立場に立って、知恵と技術を生かします。

役割と自助
社内外から期待される役割を自覚して現実を直視し、自助の精神を持って課題を解決します。

働きがい
目標を達成する喜びを分かち合い、互いに高めあって人を活かし、組織を活かす風土をつくります。

公正と誠実
公正さと高い倫理観と責任感をもって行動し、社会の信頼に応えます。

食品安全方針

1、【安全な商品の提供】

当社は、経営理念の「新しい食文化を創造し健康で豊かな生活づくりに貢献する」ことを達成する為に全社で食品安全マネジメントシステムに取組みます。

2、【目標の設定と共有化】

当社は、食品安全マネジメントシステム確立の為の活動目標を設定し、達成に向けて進捗状況を絶えず全社で共有します。

3、【法令順守】

当社は、食品安全関連法規及びお客様と取り交した食品安全要求事項を遵守します。

4、【フードチェーンコミュニケーションの実行】

当社は、社内における情報伝達及び社外における情報交換を積極的に行いながら食品安全マネジメントシステム活動に取組みます。

5、【食品安全マネジメントシステムの継続改善】

当社は、食品安全マネジメントシステムが有効に機能する為に継続的改善を行います。

6、【社員教育】

当社は、社員に対し食品安全に必要な教育を実施し、その力量を確保します。

環境方針

基本理念

当社は食品加工の過程で不要となる脂身や骨など、一般には価値がないとされていたものから旨味を引き出すことを事業の根幹としてまいりました。
そのような当社にとって環境への取り組みは、自社の事業のあるべき姿を問い直す意味があり、環境負荷を低減する事で事業はより良く、より価値のある存在へと向上するものと理解しております。我々は事業の本分と社会、環境への貢献を通じて自社のあるべき姿を考えてゆきます。

活動方針

1、法的基準等の遵守

食品を生産する企業として、食品衛生法をはじめとする食品についての関連法規を遵守し、大気・水質・土壌のいずれの法律、規制、協定、その他の要求事項を遵守します。また規定値で求められる水準以上の達成目標を自らに課す事で環境負荷の低減に取り組んでまいります。

2、環境負荷の低い社用車の使用

社用車は定期的に適切な台数と車種を選ぶだけでなく、より環境性能が高い車種へと入れ替えを行ないます。長距離を走る車については、ハイブリッド車等の積極的な導入を行ないます。加えて当社へ訪れるトラック等に対しても環境負荷低減へのご協力をお願い致します。

3、エネルギー使用量の削減と、利用率の向上

生産工場の主要な熱源のうち約半分は天然ガスボイラーを使用し、二酸化炭素の排出量を低減おります。また「作った熱量はすべて使う」原則を徹底し、設備内で余剰となった熱量を回収しエネルギーの利用率を高めてまいります。

4、水使用の管理と、排水処理の徹底

水道水の使用目的と量を常に管理し、適切な使用を徹底するほか、地下水を純水に近付ける高度な濾過処理をする事で水資源の節約を行なっています。また工場内の排水は自社にて微生物処理を行ない、油分等を除去して下水処理への負荷も軽減します。

5、よりよい廃棄物活用の模索

工場内で発生する汚泥などの廃棄物は、バイオマスボイラーの導入により温水としてエネルギーを回収、或いはバイオマスガス発電の原料として活用することなど、単に棄てるという選択肢以外の方法を常に模索し続けます。

6、廃棄物の発生抑制と、燃料としての活用

排水は微生物処理前、処理後にもさらに濾過分離をしています。分離を繰り返す事は排水の水質を良くするだけでなく、分離で得た油分を重油と同様の燃料として活用、エネルギー使用の低減も実現しております。

7、抽出残渣の再処理による肥料原料の製造

スープ製造における抽出残渣は本来ならば大量の産業廃棄物となりますが、これを自社専用工場にて乾燥加工しております。残渣は果樹や野菜の栽培に欠かせない有機肥料原料となり、再び食物を育てる肥料として環境へ循環しております。

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